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和名は塩狩タモギ茸。担子菌類のマツタケ目シメジ科ヒラタケ属で、別名、夏茸、黄金タモギ茸ともいわれています。
●消化酵素
●食物繊維や不消化性β−グルカン
●不飽和脂肪酸
●ビタミン類(ことにビタミンB群が豊富)
●エルゴステロール
●ミネラル
●その他
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タモギ茸に含有される高分子蛋白には強い抗酸化性があり、活性酸素を消去する働きがあります。これは高分子蛋白が血液に吸収され、直接活性酸素を消去したり、もともと体内にある活性酸素消去物質を増すからです。 また、タモギ茸には蛋白質と糖類が比較的平均して含まれています。 含有されるステロイドはガン細胞の細胞膜を通過し、細胞質にある特異なステロイド結合タンパクと結合して、ガン細胞を融解、壊死させる働きがあることが知られています。これはリンパ腫、白血病、ホジキン病などに有効で、とくに慢性白血病に有効です。また自己免疫性溶血性貧血、血小板減少などの合併症に有効との報告があります。 子宮頸ガン細胞(HeLa細胞)の増殖を抑えるビタミンDの前身エルゴステロール(100グラム中、393ミリグラム含有)は直接の抗ガン作用はありませんが、これから合成されると考えられるステロイド類には、ガン細胞の増殖を抑制する働きがあります。 また、副作用はありません。白血球、リンパ球も減少せず、正常細胞への影響がありません。 |